(ホテル編の続きの続き)
「はうぅっ、はっ、はっ」
お尻の穴で彼の指が動く度、何か熱いものでお尻をあぶられているような感
覚が貫く。指でそこを犯されるのは珍しいことじゃない。彼と知り合う前の私
には考えられないことだったけれど、やさしく舌で舐められ、ゆっくりと触ら
れるうちに、決して嫌いな行為ではなくなってしまった。ううん、確実に感じ
るようになってきている。でも、彼のものはまだ…。前に、このホテルでそう
なった時、私はひどく取り乱してしまい、結局彼があきらめてくれた。今夜こ
そ彼のものを受け入れてあげてたいという気持ちと、やっぱり恐いという気持
ちとが心の中で争っている。
ぐぅっと、込み上げるような感覚。お尻の穴は燃えるように熱くなってる。
「や、や、やめてぇ、や、やぁ」
「ともこ、もう、指が2本、お尻の穴に刺さってるよ」
「あ、熱いの、や、変になるぅ」
「おま〇こもぬるぬるで気持ちいいけど、ここも、狭くて締まって気持ちよさ
そうだ」
「いや、いやっ、しないでっ」
「だめだ、俺だけのものだって誓ったろ?」
「あぁぁっ」
でも、恐い。涙が出てくる。
ふと、全ての行為をやめて、彼が私を抱き起こした。
「パパ…」
怖くて、でも悲しそうな目。
「あれは、うそだったのか?」
大きく頭を振る。
「ううん、ううん、うそじゃない、みんな、パパのもの、…、…、ともこの、
…、して」
「聞こえない、もう一回言ってごらん」
「…いじわる、…、…、…ともこの、…お尻の、…穴で」
だんだん声が小さくなる。彼の顔が見られない。
「…して」
「ともこ…」
囁くように名前を呼んで抱きしめてくれる。暖かい気持ちが込み上げてくる。
これからお尻を犯されるのに、変だけど、彼の望みを叶えて上げられると思う
と安らぎさえ感じる。
彼が枕を二つ重ねて置く。その上にうつ伏せグッとお尻をつきだす。左右に
開かれて、彼の硬くなったものが谷間をなぞる。
「あっ、あぅ、こわいっ」
「おちついて」
「あぁっ」
上から、トロリとしたものが垂らされる。
「ともこのお露で充分濡れてるけど、ローションもたっぷり付けるからね」
ヌルッヌルッと私のお尻の谷間と彼のものが擦れる。なんだか、変な気持ち。
少しくすぐったい。
「あん、あん、あぁ、あっ」
メリッ。音がしたわけじゃないけど、そんな感じ。彼が押し入ってきた。
「い、いたっ」
覚悟はしていたけれど、痛い。
「やめる?」
彼が私の耳元で囁く。
「ううん、大丈夫…」
「息を深く吐いてリラックスして」
出来る限り大きく吸って、息を吐き出す。それでも、ゆっくり奥へと進む度、
小さく声を上げてしまう。もう痛いのかどうかも分からない。腰から下が痺れ
て、熱くなって…、苦しいただそれだけ。
「全部はいったよ」
そう、彼が囁いた時、私はただ涙を流してうなづくので精一杯。再び彼が動
き出した。
「いやぁ」
後は、声にならない。意識も遠くなっていく…。
…。
「ともこ…」
名前を呼ぶ彼の声で目を覚ます。私を抱きかかえるようにして顔を覗き込ん
でいる。
「大丈夫か?」
「もう、終わり?」
「うん…」
「…痛い、気持ち悪い」
また、涙が出てくる。
「ごめん…」
でも、満足そうに彼は微笑んで、頭を撫でて、キスをしてくれた。これで、
許してしまうなんて甘すぎるかしら…。
(第1部終わり)
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