第28回
「残念だったな。お前のママは、こいつを絞り出す前にイッっちまった」
奈菜の顎をしゃくりあげて、その表情をうかがった。
涙は涸れてしまったようで、涙の伝った跡だけが、紅潮した頬に残っていた。
黒河はロープでくびだされた胸をつかんだ。
まだ、若干の堅さがあるような胸の張りをカーディガン越しに味わう。
「いや、いやッ……」
脅えの色を露わにし、いやいやをする。
黒河の加虐心が益々燃え上がり、短めのスカートの裾を少しずつめくりあげた
「ああ、やめて!」
太腿に力を入れ、よじり合わすように逃げる。
しかし、まぶしいほどに色白の太腿が徐々に黒河の目にさらされていく。
黒河は、ぴったりと合わさった両腿をこじあけにかかる。
奈菜は、そうはさせじと、全身の力を脚に集中し、懸命によじりあわせる。
その頑固な抵抗を喜ばしく思いつつ、サイドボードから鋏を取り出した。
キラリと光る鋭利な刃を見た奈菜の目に、恐怖の色が走った。
(殺される!)
奈菜は、その恐怖を本当に殺されると思うほどだった。
「動くと本当にキズつけちまうから、おとなしくしてろよ」
黒河は鋏を開けたり、閉めたりして脅しをかけ、カーディガンの袖から刃を
入れる。二の腕のロープまで斬ると反対側の袖を落とす。
前のボタンを一つずつ、はじくように斬る。
粉々になったカーディガンが無くなり、汗でびっしょりとなり、身体の線が
ブラウス越しに透けて見える。
うすら笑いを浮かべながら、ブラウスの下から切り刻んでいく。
ジョッキ、ジョッキという、乾いた音が響いた。
白い布地が無残にもバラバラに切断されると、純白のブラジャーが露になる。
「動くなよ」
やんわりと脅しをかけ、ブラジャーの中央部の細いところを切断した。
鋏のひんやりとした感触が、奈菜を恐怖のどん底へつき落とす。
カップを左右に剥くと、白いふくらみにちょこんとしたピンク色の乳首が飛出
す。まだ、少女の硬さを残しているものの、見事に発達したそれは大人顔負け
の充実ぶりを示し、まるで下から手で押しあげているかのように魅力的な隆起
を見せている。
「最近の高校生は発育がいいね。綺麗なオッパイだよ」
黒河は、守るものがなくなった素晴らしいふくらみに手を伸ばした。
「ああ、ああぅぅ……」
眉間に皺をよせ、眉を折り曲げて、奈菜は唇を噛締める。
男に身体を触わられることなど初めての経験だった。
まして、相手は好きでもない、しかも、母を犯したばかりの男なのだ。
黒河は、やわやわとした、ふくらみから手を離し、再び鋏を手にした。
スカートの横からのぞいたパンティのサイドに鋏を入れた。
細くなった部分を切断し、パンティを抜き取った。
「ああっ、駄目ェ!」
か細い悲鳴とともに、白い布地がヒップからはずされた。
毟りとったパンティをくるりと裏返して、その布地の厚いまじまじと見る。
そこには、わずかだが染みになっている。
「これは何かな? このヌメヌメしたものは……」
小さくなったパンティのそこを奈菜の目の前に差し出す。
奈菜はイヤっとばかりに顔をそむけた。
「驚いたねぇ、ちょっと触わっただけで、おまんこを濡らすとは。それとも、
ママが気をやっているところを見て、興奮しちゃったのかな」
ひとりよがりの笑みをこぼして、黒河は奈菜の片足をつかんで、膝を立たせた
「ああっ、いや、見ないで!」
懸命に閉じようとする両足の狭間に、淡い翳りがのぞいていた。
「さぁて、処女の泉はどうなっているのかな?」
黒河は、脚を開かせたまま、股間に顔を近づけた。
薄い繊毛がそよぎ、そのすぐ下に濃いピンクにぬめる花肉がのぞいていた。
母親に似て感じやすいのだろう。
わずかに開き、突きだすぷっくりとした肉びらは、透明な蜜を湧出させ、
ヌラッとしていた。
「綺麗なおまんこだ。さずがに、ママのとは違うな。でも、同じところもある
ぞ。いやだいやだと言っているのに、ヌメヌメした液を吐き出している」
ねちっこい口調で奈菜を虐める。
「ううゥゥ……」
奈菜は喉を詰まらせて、ひときわ激しくむせび泣いた。
-つづく-
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