第21回
黒河は笑いながら何かのリモコンを操作し始めた。
すると、潤子の目の前の画面から、あのビデオが流れ出した。
夫がOLを犯しているビデオである。何度見てもおぞましく寒気がする。
「こんなのもあるぜ」
黒河はそう言いながら、またリモコンを操作する。
画面が切り替わり、潤子の裸体が鮮明に写し出された。
顔に精液を垂らしながら、気を失っている写真だった。
スライド写真のように何枚も切り替える。
中には、局部から顔へのアップもある。
「いつのまに……」
潤子がそう呟くと同時に黒河が手を伸ばして潤子の胸を服の上から触わる。
もう、潤子は抵抗せずに、ただ一点を見つめていた。
車内の画面は数々の写真が数秒毎に自動で切り替わるようになっている。
いったい何枚撮ったのかと思えるほどだった。
黒河の右手は器用にブラウスのボタンを外し、ブラジャーの中に忍び込む。
カップのなかで、早くも乳首がコリコリに立っているのがわかった。
巧みに硬くなった乳首を転がしてやると潤子は切なそうに脚をもじつかせる。
黒河は信号待ちになったところで潤子のスカートを捲くりあげ、
パンティーストッキング越しに股間をまさぐった。
「脱いで!」
黒河が低い声で命令するような口調で言う。
潤子は素直に従い、おずおずとストッキングを脱いでいった。
揃えた脚の間に指を差し入れ、パンティーの股布に触れるとじっとりと
湿っていた。
「脚、開いて」
潤子は目をつぶり、黒河の指を感じていた。
「ほら、早く!」
潤子が、膝頭の力を緩めると、太腿の間を指が自由に動けるようになった。
黒河はパンティーの股布をたぐると女肉に直接指を伸ばした。
「あ、ああん……」
肉襞への直接的な刺激で思わず声が漏れる。
黒河への敵対心は完全に消え、ただただ官能を貪りたかった。
黒河は潤子の蜜壺に指を沈めると、そこは淫蜜でビショビショだった。
思わず腰を浮かす潤子。
余計入りやすくなった指はスボスボと潤子の中を出入りする。
「あっ、あっ……」
指の出入りに合わせ、小さな喘ぎ声が聞こえる。
抽送していた指が蜜壺の奥まで快っていた。
潤子は身体ごと持ち上げられそうになる。
ビッビーツ!!
背後からクラクションが鳴った。
黒河は苦笑すると潤子の蜜壷から指を引き抜いた。
「フー」
潤子は大きな息を吐いた。
「次の信号までにパンティーを脱ぐんだ!」
と含み笑いながら言う。
潤子は黒河のその言い方に少し反発を覚える。
「早く!信号が赤になるぞ」
スピードが落ち始める。
潤子は屈辱に顔を赤らめながら耐えていた。
「そうか、残念だな。もっといっぱい楽しめたのに……」
停止する寸前だった潤子はガバっと身体を起こすとスカートのなかに
両手を差し込んだ。腰を浮かせると一気にパンティーを膝までおろす。
そうして、そろそろと足首から抜き取った。
「こ、これでいいの?」
屈辱に拳のなかのパンティーをにぎりしめる。
「そうそう、最初から素直になればいいんだ」
いつしか潤子は黒河に好かれようとする気持ちになっているのに気づく。
今朝まで、いや、先ほどまでは憎い凌辱者だったはずなのに。
黒河の横顔を盗み見るようにしていると胸がドキドキする。
もう一度、あのレイプされた日のように官能の波に溺れたかった。
-つづく-
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