第8回
手首の鎖と足首の棒を外され千枝の身体は自由を取り戻した。
今まで味わったことのない高波を感じた千枝の息遣いはまだ荒かった。
高倉はソファーに腰を下ろしていた。
「そのまま、四つん這いでこっちへ来い」
自分を凌辱した高倉の命令に反抗する気力は千枝にはなかった。
「じゃぶれ!」
有無を言わせない迫力があった。
千枝は自分の身体を犯した憎いはずの男塊に手を延ばした。
先ほどまでの怒張が嘘のようにグンニャリしていた。
以前、恋人のものを一度だけ口にしたことはあったが、やはり抵抗がある。
「はやくしろ!」
高倉に急かされ恐る恐る先端を口にあてる。
自分の愛液と高倉の精液が混じってちょっと苦い気がした。
美人が口に含んでいく様子はたまらくセクシーで、
男塊はピクンと敏感に反応する。
千枝は舌先をアイスクリームでも舐めるように絡ませた。
「う、ううン」
先ほどの激しい余韻がまだ残っている恥部から
ジュンと溢れ出すものを感じる。
(だめ、感じちゃ……)
反応する身体をなだめるように千枝は自分に言い聞かせた。
グロテスクなものを口の奥まで含み、凌辱者の男塊に没頭するよう心がけた。
頬に絡み付く髪を耳にかけるしぐさを見下げる高倉もまた火が点いてきた。
口の中で力を取り戻す男塊に喜びを感じているもう一人の自分がいた。
何も考えられずただひたすら清楚な美貌を上下させ、舌をからめた。
「あぁ……ううん」
千枝は悩ましい吐息をもらしつつ舌腹を肉棒に添って押しつけていく。
高倉の男塊は千枝の口の中で完全に回復していった。
亀頭の割れ目をチロチロと舌先で刺激してみたり、
奥まで咥えたりを繰り返した。
時には、手で上下にしごき、そのたくましさを実感していた。
「こいっ」
高倉に両脇を抱かれ持ち上げられた。
(あぁ……また犯られるのね……)
気持ちとはうら腹に犯されることを期待している千枝の身体であった。
「自分で入れてみろ」
無理矢理犯られるのではなく、
自ら凌辱者を受け入れるのはためらいがあった。
そんな千枝のそぶりを察してか、
高倉は千枝の手をとり怒り立ったものを握らせる。
「ああぁ。」
千枝の唾液でヌラヌラしている男塊を握った瞬間に何も考えられなくなった。
千枝は自分から座っている高倉の太腿にを跨り、
握っている男塊を膣口にあてがった。
「あぅ」
男塊の先端が少し入ったところで、千枝は高倉の肩に手を掛けた。
そろそろと腰を下ろし、自分の体重を高倉に授けるように埋めていった。
「いぃ……いい」
先ほどの官能の世界が再び千枝の身体を貫いていく。
「腰をつかえ!」
女性上位の体位など体験したことのない千枝は、
どうやって動けばいいのかわからない。
ただ、ホッピングのように弾むように動いてみたりした。
「違う! こうだ!!」
そう言うと千枝の腰を掴み、前後にグラインドするように手を動かした。
「あぁっあン……あぁっ!」
クリトリスが高倉の恥骨に擦れるようにあたる。
男塊が膣壷の中で前後に暴れる。
動きを身体が覚えると千枝の腰使いはいっそう熱が入ってきた。
高倉は腰から手を放し、乳房を下から揉み上げ、親指で乳首を刺激する。
「あぁ……もう、だめっ!」
かつて体験したことのない喜びにも似た感情が千枝を支配した。
千枝の動きに合わせるように下から高倉も激しく突いた。
「あぁぁ、いぃぃいっ。」
艶めかしい千枝の声がいっそう激しくなる。
高倉が千枝を抱き体位を入れ替え、千枝がソファーで高倉を受け止める。
自由に腰が使えるようになった高倉は、
千枝の両脚を肩に担ぎ、男塊を突き上げた。
「ひぃぃ」
より深く侵入してくる男塊が、またも千枝の子宮口を刺激する。
「あ、あぁ……いいぃっ。」
頭を左右に振り、何度も襲ってくる高波に我を忘れて感じた。
「もぅ……イッ、イクッ……」
最大級の波が押し寄せてきたとき、千枝は大きく叫んでいた。
「ああぁぁぁぁ……」
声のならないうめき声を上げたとき、高倉の男塊が引き抜かれた。
すでに絶頂を迎え、桜色に上気した千枝の美貌に向かって、高倉はしごいた。
目を閉じ余韻に浸っている千枝の美貌に白濁の精液が飛び散った。
「あぅ……」
先ほど放ったばかりなのに、生温かい液体が口に、鼻筋にと汚していった。
千枝は唇についた、高倉の性をペロリとなめた。
それももう、かつての千枝ではなく、セックスの虜となった性女だった。
-つづく-
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